I Love Kebari   I Love Tenkara    I Love Keiryu
山栗のロンド
お彼岸の中日も過ぎて涼しくなっては来ましたが、
まだまだ売れ残った夏の暑さがありますね。

とはいえ食いしん坊の虫が騒ぐ季節。
毎年愉しみにしているのが山栗です。

スーパー等で売っている丹波栗よりもぐっと小粒ですが、
味がギュッと濃縮されたような感じでとても美味しいです。


写真の山栗の木とも、もうずいぶん長い付き合い。
けして大きな木ではないけれど、毎年たくさんの恵みを与えてくれます。

この木の下で栗を拾っていると、パチッ、ポトッ、と、
音と共に次々に上から落ちてきます。
それがまるで下で拾っている僕を見てタイミングと場所を計ったように、
うまく落としてくれるのではないかと思えるほどの絶妙さ。
なのでこの木の周りをグルグルと何度も繰り返し一周するような感じの栗拾いです。

他の森の栗の木も何ヶ所か知っていますが、こんな木は他には無いです。
日が昇ってまだ間も無い時間に、この木との呼吸のような栗拾いは、
何か秘密めいた特別な感じがして、とても好きな時間です。


栗拾い三種の神器。
山菜ズタ袋に皮の手袋にステンレスの火鋏。
僕には必須のデキる相棒達です。(笑)


寒くなるのはきっと早いけれど、
それだけに、今のこの秋を愉しみたいと毎年心待ちにしている気持ちは
ずっと元気でいつまでも繰り返していきたいものです。

 
山遊び / comments(2) / -
Comment








山栗、ゆでました。

サツマイモのことを、栗より甘い十三里って、言いましたね。
栗の甘さって仄かに甘いと思っていたのですが、山栗は、甘い!のです。マロングラッセみたいな悪甘さではなくて、山の栄養が凝縮されている甘さ。

甘いものがあんまりなかった時代、
サツマイモの比較に、栗の甘さを使った人の気持ちがわかりました。
from. sakabe / 2014/09/24 8:03 PM
sakabeさん、素晴らしいコメントをありがとうございます。
山栗無事に届いてなによりです。(^^)

江戸時代でも秋の甘味といえば栗の方が実は上格で、
栗(九里)より格下なので、サツマイモを「八里半」と称していたそうです。
サツマイモが栗よりも格上という十三里の言葉は、サツマイモ屋さんのヤッカミかもしれませんね。

しかし…スーパーに並んでいる改良品種の大きな栗よりも
原種の山栗の方が甘いなんて変ですよね。

江戸時代に現在の改良品種の栗があったとしたら
栗よりもサツマイモの方が格上だったかもしれません。(笑)
from. sasaki-kebari / 2014/09/24 9:56 PM